買った学生服が大きすぎた場合には…。

 まだまだ寒い季節ですが、そろそろ春に向けて準備をしなければならない時が近づいています。今年も学生服について書こうと思います。

 まず新中学生になるお子さんの場合、男女共にこれから大きくなるだろうという事で少し大きめの学生服を勧められると思います。
確かに中学生ですと、特に男子は急激に体が大きくなる人もいますので大きいサイズを買うのは間違いではないと思います。
 ただ、学生服はある程度大きくなることを見据えて、最初から縫い代を多く残していることが多いです。これはお直し屋の感覚ですが、ズボンの丈でしたら8~10cm程度、スカートでしたら5cm程度は丈を伸ばせるように縫い代を残してあります。学ランやブレザーの袖にも5cm程度は残ってますし、意外と学生服ってお直しによって大きくできるものなのです。

 大きいままの学生服をそのまま着ていると、借りてきた衣装みたいに不格好になります。私は学生服の着用のベストは、少し大きめのサイズを買ってお直しに出して、今のジャストサイズにすることだと思います。その際、縫い代を多めに取っておいて欲しいと付け加えると良いと思います。
まぁ、当店でしたら必ず聞きますけどね。