作業パンツは裾がほつれない縫い方で縫うのがオススメです。

 皆様、作業パンツの裾がほつれる事はありませんか?

買ったばかりの作業パンツの裾は、安価に仕上げる為に一本の糸で縫えるミシンでの「まつり縫い」で縫われている事が多いです。

まつり縫い(表)
まつり縫い(裏)

このミシンでの縫い方の特徴は、表に縫い目が見えにくく、見た目はキレイに仕上がる事です。

ですが、一本の糸で縫われている為、どうしてもほつれやすいというデメリットがあります。

 特にご自宅で沢山洗濯をするパンツにはあまり有効な縫い方ではありません。生地と糸の相性によってはたった一回履いただけでほつれてしまう事があります。

正直申しますと、当店でもその「まつり縫い」に対する説明不足が原因でお客様にご迷惑をお掛けした事例がありました。

 作業パンツの裾をほつれないように仕上げる方法で一番有効なのは、「ステッチ縫い」をする事です。

ステッチ(表)
ステッチ(裏)

つまりは、ジーンズのようにガッチリ縫ってしまう事です。縫い目は見えてしまいますがほつれる事は無いと言えます。

当店では、過去にご迷惑をお掛けした例もあるので、特に作業パンツの場合は必ずこの「ステッチ縫い」をオススメしております。

当店では特別に、作業パンツ限定の「ステッチ縫い」を¥550(税込)でお引き受けしており、もし仮に後から「まつり縫い」に変更される場合でも対応できるように縫い代は多めに残して縫っています。

ガッチリ縫うか、キレイに縫うか。当店ではそれぞれのメリットとデメリットをお伝えし、最善の方法でお直しさせていただきます。