合成皮革が傷んだ場合のお直し事例

こちらは、クリーニングに出したことでこのような合皮が傷んだ状態になってしまったダウンジャケットです。

見事に合成皮革部分が剥げてしまってとても着用できる状態ではありませんでした

合成皮革部分以外は傷んでいないかったので、合成皮革を取り換えればまた着る事ができます。

ですが、修理に合皮を使うと、また劣化してしまうので長く着ていただきたいと考えて、皮革に似た別のクリーニングしても大丈夫な素材に交換しました。

修理に使ったのはピーチスキンの茶色の生地です。

見た目が皮革に似ているので、丁度良いと思って使用しました。

ピーチスキン生地は合成皮革と違って普通の生地ですので、劣化が少ないと考えて使用しました。

風合いが少し落ち着いた雰囲気になって、お客様にも好評でした。