本日は、ズボンの丈の長さ別に、それぞれがどういった見え方をするのかを豆知識としてお教えしたいと思います。画像が無くてイメージするのが難しいかもしれませんが、ご了承下さい。
まず、フルレングス(10分丈)です。こちらは裾が床スレスレまである様な長さの丈を言います。フルレングスのメリットは、脚をスッポリと全部隠してくれるので、脚の形を隠すには最適です。最もベーシックなスタイルな丈です。ただし、デメリットとすれば、そのベーシック感が強すぎる為、全体的に“かたい”印象のコーディネイトしかできません。礼服のズボンスタイルみたいになりやすいので、靴も上衣も限定されやすいです。肌の露出が少ないので、それが好みの方は良いと思いますが、無難になりやすいですね。
次は、くるぶし丈です。こちらは、名前の通りくるぶしが出るくらいの丈です。8分丈くらいでしょうか。靴が完全に出るので、女性では足の甲が出る様な靴が合いやすいです。フルレングスよりコーディネイトに“抜け感”が出るので、上衣も色々試せそうです。
さらに、くるぶし丈より短いクロップト丈です。ふくらはぎ下が出る感じの丈です。6.5~7分丈ってところででしょうか。ここまで短くなると、“かたい”印象は無くなりますね。さらに、これくらいの丈だとダブル仕上げや折り返して履いたり、靴も色々合わせたりと、『遊び』の幅が広がります。身体全体に占めるパンツの割合も少なくなってくるので、他でボリュームを出す楽しみもありますね。
最後に、ハーフ丈です。本当はもっと短いミニ丈やショート丈もありますが、これらは脚の露出がかなり多くなるので年齢的に若者が多そうなので割愛します。ハーフ丈は膝くらいの丈ですね。5分丈です。ここまで短くなると、“かたい”印象は演出できないと思います。女性ですと、ブーツやタイツも楽しめそうですし、男性では涼しさや爽やかさを演出できます。
どうですか?裾丈は、長さによって色々な見え方があります。上手に活用できるようにこの豆知識が役に立つと嬉しいです。