皆様、お直しした服を着る事はカッコ悪いと思いますか?
確かに、ツギハギだらけの服や、明らかに修理箇所が目立つような服ではカッコ悪いでしょう。そういった服は貧乏くさかったり、みすぼらしい印象を持ってしまいますね。まぁ、Gパンのダメージのリペアの様に修理箇所がカッコ良く見える場合もありますが、やっぱり服は、傷一つ無い、まるで新品の様なキレイな方が良いですよね。
また、サイズ直しにも抵抗を感じる方もいるでしょう。サイズを直そうとするという事は、体型が変わった事を実感するわけですから、できれば目を逸らしたいですよね。服を買った時に、パンツの丈を詰めたり、ジャケットの袖を詰めたりするのは抵抗が無いでしょう。でも、買った後の服に何か不具合が生じて直すっていうのは、何だか抵抗がある様な気がします。『こだわりを持って服を着る』なんて、今の時代では古臭いのかもしれません。そもそも、修理してでも着たい服に出会うこと自体、モノが溢れている時代では稀でしょうね。
一見、当店の様な店には活路が無さそうですが、当店が、ブログ内で何度もこだわっているリメイクやアレンジと言った、『リフォーム』の力は、修理とは違ったアプローチで、皆様に服を楽しんでいただけると思います。それは、私は確信しております。
当店が洋服リフォーム専門店としてご提案させていただくのは、服を違う服に変えて楽しむ為のお手伝いをする事です。だから、ただ直せば、それで良いとは考えておりません。もちろん、それも可能ですが、それは他の洋服直し屋でも提案できる事です。
当店では、サイズを直す時は最初からそうであったかの様に。傷や穴があっても、まるで無かったかの様に。買った時より、『より良く』が目標です。もちろん、限度はありますが、デザインで直すのが当店の力です。